2014年6月12日設置 太陽光発電2.04kwシステム 6.12坪分
今月のエコとも～歯科技工士のご夫妻
今回のエコステーションの方は、ご自宅でお仕事をされていらっしゃる歯科技工士の倉田様ご夫妻を、訪問させていただきました。
「手に職を付けたくて、高校卒業後歯科技工士の専門学校で2年間学びました。歯科医院に2年勤務し、その後セラミック専門のトレーニングセンターに1年通い勉強しました。それから独立しましたから、この世界に入ってから31年経っていますね。」
奥様とは専門学校の同級生で、ご自宅の一角に作業場を設け、一緒にお仕事をされていらっしゃいます。
「歯科技工士のお仕事は、歯科医師が作った指示書を基に入れ歯や銀歯、被せもの等を作ったり、修理するお仕事です。昔と違い歯科医院も大変な時代で、そこからお仕事をいただくわけですから厳しくなりましたね。」
歯の治療を何度もしている私は、保険で治療する場合と、自由診療で治療する場合は材料が違うことは認識していますが、それ以外に何が違うのか、前から気になっていたことを聞いてみました。
「材料以外に使う機械、工程も違ってきます。基本どんなものでも保険でできますが、見た目や耐久性、料金等で患者さんは選ばれると思います。自由診療ではセラミックがお勧めですね。」
「難しい仕事をやって、先生を通じて患者さんに喜んでいただいたことを聞くと、うれしいですね。逆に納期を急がされたのに、まだ患者さんが来ていないと言われるとがっかりします（笑）。細かい手作業なので神経を使いますし、集中力が必要です。指示書をいただいてから大体1週間位で仕上げるのですが、中二日でというような急ぎの場合もありますが、うちは大手の所と違いそういった融通がきくことを売りにしています。目も疲れますが、元気な限りずっと続けていきたいですね。」
歯科医師の方たちだけでなく、倉田様のような熟練した歯科技工士の方たちのおかげで、私たち患者は虫歯治療をしていただき、美味しく食事ができるのだと改めて思いました。
「3人の息子たちは、私たちの働く姿をずっと見てきました。そのせいかわかりませんが、反抗期というものがなかったですね。長男は現在弁護士を目指し法科大学院生、次男は今度大学4年生で就活中、三男は今度大学生になります。最初の入学金と前期の授業料は出してあげるけど、あとは自分たちで稼ぎなさい、と伝えて上の2人の息子たちはやってきました。奨学金やアルバイトで頑張っています。」
3人共それぞれ個性が違うようですが、まじめでコツコツ努力するお子様たちだということを感じましたし、また非常にうらやましくも思いました。
親の働く姿を子供に見せると自立する、と以前何かで読んだことがありますが、まさにその通りだと思いました。
将来は奥様のご実家がある新潟で夏を過ごし、東京と行ったり来たりの生活ができたらと夢を語っていただきました。畑で野菜を作り自給自足の生活にあこがれているそうです。
太陽光発電に関しては、かなり経済効果が出ているとのことで喜んでいただいております。設置前は朝から晩まで仕事場の電気炉のスイッチを、入れていたようですが、使用しない時は切るようにしたり、ピークシフトプランなので夏場は朝早くから仕事をし、１時から休憩を取り買い物をしたりして夕方から仕事を再開するなど、楽しみながら工夫されているようです。
COPYRIGHT© K&M CORPORATION ALLRIGHT RESERVED.
