2004年9月設置 4kwシステム 環境保全効果 36,000坪分
パッチワークキルトを指導
今回はパッチワークを始めて25年、ご自宅と地域のコミュニティハウスでお教室を開いていらっしゃる吉田様です。
「ずっとフルタイムで会社勤めをしておりましたが、50歳の時退職しそれから10年ほど学校に行って習いました。もともと信州の実家が信州紬を織っておりまして、布に囲まれた生活をしていました。また、勤めていた会社の関係で生地見本がたくさん手に入ったということも習い始めたきっかけです。」
「パッチワークは布をつなげるという意味で、パッチワークしたものに薄いわた、裏布と3層に合わせて上から縫ったものをパッチワークキルトと言います。生地は綿ですが、シーチングという生地を使い真ん中から一針づつ縫っていきます。図案をどのように組み合わせるか、配色を考えるのが一番楽しいですね。もともとパッチワークはアメリカの開拓時代に、倹約精神から生まれたものです。今展覧会などに行くと、様々な種類のパッチワークキルトを見ることができます。額絵キルト、トラディショナルキルト、創作キルト、和のキルト等本当にたくさんの種類があり芸術作品と言ってもいいと思います。」
「ボーダーと言って周りの枠をどのような色、図案にするか難しいですね。また、楕円形のようなキルトラインにする時は、その楕円の線の数だけ針を刺しておき、縫っていきます。今作っている物は、20年位前に基本形として作ったパッチワークの様々なパターンをまとめて、キルトしています。根を詰めてやると疲れますね(笑)。」
タペストリーやマルチカバーなど大きなものもずいぶん作られたそうですが、ほとんど人にプレゼントされたとのことで、最近の作品を数枚見せていただきました。
一針一針縫った細かな作業にも圧倒されますが、グラデーションがとてもきれいな配色のものや縫い方も直線だけではなく、楕円に縫ったもの等種類もいろいろあり驚きました。
アイデアやセンスはもちろん、指先を使った細かい作業なので手先の器用さも必要かと思います。とても私には真似できないと感じました。
また、リビングには去年まで飼っていたという愛犬の写真がたくさん飾られていました。
犬種はバーニーズ・マウンテンで、母親の「シェリー、息子の「ジャイアン」という親子です。
ジャイアンは、訓練所に預けてしつけをしたそうで、その甲斐あってトレーニング競技会では、見事グランドトレーニングチャンピオンを獲得しています。何十項目もある指示を完璧にこなさないと、ポイントはつきません。
文字にすると簡単に聞こえるかもしれませんが、これはかなり大変なことで飼い主、ワンちゃんの双方の頑張りがないと獲得できないと思います。飼い主の言うことを忠実に守ることができたため、大型犬の親子2頭同時に散歩に連れて行くことができたそうです。私も去年までゴールデンレトリーバーを飼っていたので、犬の話題は尽きませんでした。
吉田様はとても活動的な方で、生活クラブ生協の役員を何年もやっていらしたとのことです。生協の中でも生活クラブは安全基準が特に厳しく、食品だけでなく日用品までほとんど生活クラブで購入されているそうです。小さな子供たちには安心・安全なものを口にしてほしいと願っていらっしゃいます。
去年までワンちゃんたちのために夏場はずっとクーラーを付けていたので、電気代もかなりかかっていたとのことですが、太陽光発電で発電していたのであまり気にせず電気を使っていたとおっしゃいます。現在ご主人とお二人だけの生活になり、今の土地を3等分してその一角に家を建て替える計画を立てていらっしゃいます。今載せているパネルを取り外して新しい家に設置する工事の見積もり依頼を既にいただいております。
安心・安全なものにこだわる吉田様なので、新しい家も環境に配慮した体に優しい家が出来上がることと思います。また、新たにワンちゃんを飼い始めご家族が増えているかもしれませんね。
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