2011年5月 設置
太陽光発電システム3.68kw
環境保全効果 植林約1,104坪分
お会いしてまず驚いたのが、とても80歳とは思えないほど身のこなしが若くていらっしゃるということでした。
「最近ゴルフのコンペが2回続いたので、ちょっとマッサージを受けに行ってきました。」とおっしゃったのにはまた驚いてしまいました。
「今までショートホールでホールインワンを2回経験したのが、自慢です。練習は週2回位行っています。そうしないと頭の中ではわかっていても、体が忘れてしまいますから。」
やはり運動をされていらっしゃることも若々しさの秘訣なのでしょうか。
横溝様のもう一つの趣味は、祭囃子をやっていらっしゃることです。
「17歳ごろからお祭りの時の太鼓、篠笛(しのぶえ)をやっています。町内会のお囃子の中では私が一番の年長者で、他の町内会のお祭りにもお手伝いに行くんですよ。お囃子は経験しないとわからないかもしれませんが、奥が深いです。
太鼓をたたくにしてもスナップをきかせないと、音が抜けていかないんですよ。また太鼓のど真ん中をはずしたら、いくらスナップをきかせてもいい音が出ません。」
お囃子の話になるとますます饒舌になり、本当にお好きなんだろうなと思いました。
「お囃子の流派は地域によっていろいろありますが、このあたりは東京洗足のお囃子を継いでやっていまして、洗足囃子と言われています。5月には港北区のお囃子の大会もあります。
今山車(だし)は役員がついて子供たちがひきますが、昔は黒牛二頭でひいていました。それは見ごたえがありましたね。」
と懐かしそうに話してくださいました。
「今は毎週土曜日10人位集まってお囃子の練習をしています。そのあと、みんなでお酒を飲みますが、それも楽しみです。」
地域の伝統芸能を守っていくためには、どうしても後継者問題が挙げられます。お子さんたちに教えてやっと上手になってきたと思った矢先、進学を理由にやめていったりということがあるそうです。教える側としてはりあいがない、と嘆いていらっしゃいました。
今はやめているそうですが、地元の消防団にも55年間所属し、勲章をいただいたそうです。
全て長く続けてこられた理由は、健康にも気を使っているからだとおっしゃいます。
「もともと胃腸があまり丈夫ではなかったので、よく噛むこと、常に暴飲暴食はしないよう気を付けてきました。またかかりつけの歯医者さんに勧められた方法を30年位実践しています。それは毎食後歯磨き粉をつけないで、歯磨きをすることです。外食の時も歯ブラシを持ち歩き磨いているので、おかげさまで歯は丈夫ですね。
また、納豆は毎日欠かさずいただきますし、ごはんは少な目でおかずの種類は多めです。シソニンニクを一日3粒ほど、これも20年位続けています。油分の多い食事はできるだけ控えています。」
かなり食生活にも気を付けていらっしゃいます。
人間ドックも定期的に受けて、調子が少しでも悪いとすぐ病院に行くということも徹底していらっしゃるようで、だからこそ趣味を思いっきり楽しめるのではないでしょうか。
「庭の植木は毎年職人さんたちにやってもらっていますが、家の周りや所有しているアパートの周りの雑草取りもこれからやりたいと思っています。時間があれば、家でも笛の練習をします。」
お話しを聞いていると、家にじっとしているということがなさそうなくらいパワフルに活動していらっしゃいます。
途中で1曲演奏してくださったのですが、笛1本とは思えないほど迫力ある奥の深い音色でした。
これからも健康に気を付けてゴルフやお囃子をいつまでも楽しんでいただきたいと思います。
太陽光発電に関しては、
「8人家族なので、少しでも電気代が安くなれば、また環境の為にもいいんじゃないか、ということで設置しました。『ケチ』と『ムダ』は違います。どうしても必要なところにもったいない、というのは『ケチ』だが、必要ないところに電気をつけっぱなしというのは『ムダ』です。孫たちにはこれを伝えています。」
時々モニターもチェックしていただいているようで、電気代もかなり削減できたと喜んでいただいております。
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