お客様の声

練馬区 吉本様

2014年6月設置 4.59kwシステム 13.77坪分


専門学校で講師として18年間

今回は東京モード学園を卒業されてから、レナウンの子供服デザイナーとして7年ほどお勤めしたあと、母校に戻り講師として教鞭を取っていらっしゃる吉本様を訪問させていただきました。
「今受け持っている授業では、ソーイング(シャツやパンツ等の作品作り)と戦後のファッション史を教えています。ファッションの歴史を学ぶことは、デザインを考える際ヒントになるので、生徒さんの引き出しをできるだけ増やしてあげたいと思っています。昔の雑誌、映画、女優さんのファッション等参考になるものを準備して、生徒さんが飽きないように工夫しています。わかりやすくて良かったと言われると、うれしいですね。


「メーカーに勤めていると上代(定価)が決められているので、どうしてもできることに制約が出ます。そんな悩みを抱えている頃、学校の同窓会がありそこでお誘いを受けました。人前でしゃべることは苦手で、最初は緊張で心臓が口から飛び出しそうでしたが、あれから18年経ちました(笑)。最初から担任を任され、顔と名前を覚えることに必死でした。授業の下調べや生徒さんのプライベートな相談を受けたりする日々が続き、毎日終電に乗るような生活だったんですね。2年間そんな生活が続き疲れ果ててしまい、今は講師として週2~3回授業のみやらせていただいています。」


「10月から各学年ショーの準備のため、忙しくなります。1年生ですとパターンの蓄積がないので、デザインが先行してしまいどうやって作るのかわからない、という生徒さんもいます。そこを考えてほしいのですが、自分で考えることが面倒という生徒さんも中にはいます(笑)。洋服を作ることが好きという生徒さんもいれば、作るのは好きじゃないけど、服が好きという生徒さんもいます。また、将来セレクトショップを持ちたい等いろいろな夢を持っています。中には学校に入ったものの、自分が何をやりたいのかわからない生徒さんもいます。そんな生徒さんには焦らなくてもいい、これからゆっくり自分の好きなことを見つければいい、と励ましています。また、プロになるための学校なので、作品の提出期限を守れない生徒さんには厳しく接します。社会に出たら納期を守れないと絶対だめだと話しています。」


「うちの学校は、課題をきちんと提出して出席日数も足りている生徒さんには、希望通りにならない場合もあるかもしれませんが、就職が決まるまで面倒を見ます。フェイスブックで卒業生の活躍をみると、頑張っているな~とうれしくなりますね。子供ができてから、お母さん目線になっています(笑)。生徒さんの中には温度差が非常にあり、その子の個性をつかむために、コミュニケーションをできるだけ取るようにしています。」


「趣味は小物を作ったり壁紙を張り替えたりすることで、いろいろアイデアを考えることが楽しいですね。上手にできなくても自分で作ったら大事に使おうという気持ちになります。今は物が大量にあり買うこともできますが、もう少していねいに扱い、飽きたらリフォームして長く使い続けていきたいです。忙しい日々の中で、忘れがちになりますが、物も周りの人も大事にしていこうと思っています。」

お母さん目線で時には優しく、時には厳しく生徒さんたちと向き合っている様子が伝わってきました。お子様が学校に行っている間にお仕事ができる今の環境を、ずっと続けていきたいとおっしゃるとても明るくチャーミングな方で、楽しい時間を過ごさせていただきました。お仕事柄常に感性を磨く努力をされていらっしゃることも、勉強させていただいた取材でした。


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