お客様の声

水越様 葛飾区

2014年9月設置 4.95kwシステム 14.850坪分


50年間ご商売

今回のエコステーションの方は京成線沿線の駅からほど近いところの、所有マンション1階でカフェを経営されていらっしゃる水越様です。 「もともと精肉店を営んでいた叔父のところに、丁稚奉公にでてそこで3年間修業し、20代で独立しました。その後焼肉屋、広島焼きの店等経営し、2年前にこのカフェをオープンしました。根っから客商売が好きなんですよ(笑)。」 「コーヒーとピザを主流にしたお店です。コーヒーは本場のイタリアのコーヒーマシンを使い、ピザは豆乳入りの生地を使いもちもち、ふわっとしたピザでお勧めです。テイクアウトされるお客様も多いですね。以前精肉店をやっていたので、肉料理もお出ししています。オージービーフなら1000円位でランチをお出しできるので、お客様にはとても喜ばれています。」


「朝9時から夜9時半までやっているので、ちょっと長くてきつい時がありますね。お酒も出すので夜遅くまでお客様がいらっしゃると9時半に閉められない時もあるんですよ。息子からはあと10年頑張ってくれと言われています(笑)。定年になったら何かやりたいのかもしれません。」 「多少具合が悪くても店に出ればシャキッとします。お客様と話をしていると、元気をもらえます。50年間この地で商売させてもらっているので、お客様にできるだけ安く提供したいし、喜んでいただければそれでいいと思っています。私は茨城出身ですが、意外とこのへんは茨城、福島、栃木などの出身者が多いんですよ。そういった方たちと方言で話をしていると温かい気持ちになりますね。


取材をさせていただいている間に、ちょうどエアコンの修繕に来ていた茨城出身の業者の方も話に加わり、NHKのど自慢大会で鐘をたくさん鳴らした話をされました。こんなところも下町ならではの気さくな人間関係が築かれているなと感じました。 「何十年も朝から晩まで一緒だと、私が気が付かない部分もあるので、主人からどなられることもあります。あまり言われるとこっちの耳から入って、こっちに抜けていきます(笑)。」と奥様が話されると、傍らからご主人が「私もどなったあと、あやまればいいんですけど、ごめんねの一言が言えないんです。本当にいやだったらこんなに長続きしないと思いますよ。」と笑いながらおっしゃいました。


素直に言えないご主人とそれがわかっている奥様とのやりとりが夫婦漫才のようで、とても微笑ましく感じられました。 「ここの商店街も同世代の経営者が多いのですが、だんだん少なくなってきて寂しくなりました。近くのバス通りが再開発の計画が進んでいて、どんなふうに変わっていくのか楽しみですね。人気サッカー漫画『キャプテン翼』を描いた漫画家の高橋陽一さんが地元の出身ということで、2年前に漫画の主人公である大空翼の銅像が近くの公園に設置され、つばさ公園として世界中に有名になりました。わざわざこれを見に来る方もいらっしゃいますね。こういったことでも地域が活性化していけばうれしいです。」


「今年の10月半ばから1ヶ月、カナダ人と結婚しトロント郊外に住んでいる娘のところに遊びに行きます。私たち夫婦はゼロからスタートしてここまできましたが、体をいたわりながら、けんかもしながら(笑)これからも無理しないでやっていけたらと思っています。」


太陽光発電に関しては、「違う階に住んでいる息子夫婦と相談して設置しましたが、付けて本当に良かったと思います。電気代もだいぶ削減できているし、売電収入も思った以上にあり、とても満足しています。」と嬉しいお言葉をいただきました。


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