お客様の声

東京都足立区 勝田様

2010年12月設置 3.072kwシステム 環境保全効果 27,426坪分


今月のエコとも バッグを作り続けて64年

今回のエコステーションの方は、バッグの熟練職人でいらっしゃる勝田様です。15歳の時からバッグ製造に携わりこの道64年、今も現役でバッグを作っていらっしゃいます。有名な吉田カバン等を作っている会社に、週4日自転車通勤するほどお元気な方です。


「昔は自分でデザインを考え作っていた時期もありましたが、今は吉田カバンのデザイナーの方からデザインをもらい、その通りに作ります。吉田カバン自体細かなこだわりがあり、手直しを2~3回繰り返しやっと新作は決定します。サンプルはデザイン画をもらったら型紙を起こし、裁断、縫製まで全て自分で仕上げます。通常は裁断に関しては専門の人がいます。ポーターでもタンカーなどは1980年代からやっていますが、基本的なデザインはほとんど変わっていませんね。それだけ人気のあるブランドです。


吉田カバンは自社工場を持たず、また国産にこだわっているとのことで、勝田様のようにベテランの職人さんたちの手で一つ一つ作り上げられています。「機能性」「丈夫さ」「使いやすさ」などでとても人気がありますが、決して大量生産や安売りをしません。
以前テレビのドキュメンタリー番組で取り上げられたこともあるそうで、先代の社長さんから職人を絶やすなという遺言があり、職人さんの工賃を確保するためだそうです。
そういう会社から仕事を依頼されて、今の会社では定年がないこともありがたいと勝田様はおっしゃいます。
「デザイナーの方から無理難題な事を言われることもありますが、私は職人だからそれを克服しなければいけないと思っています。今まで経験したことがないことをやって、できた時はうれしいし達成感を感じます。その技術を他の所でまた生かせます。」
職人としてのプライドをかけお仕事をされていることが、伝わってきます。


吉田カバンでは同じカバンが複数の工房で作られていますが、どこで作られたか番号でわかるようになっているそうです。そのため時々ファスナーの取り替えや生地の破れなど修理もまわってくるとのことです。それだけ長く愛着を持っているお客様がいるということだと思います。
「“一針入魂”という言葉がありますが、ミシン縫いでも丁寧に縫っていくという思いは強いです。見えない部分は手を抜こうと思えばできますが、長年職人としてやってきたから手抜きは一切できません。面倒なもので1日5個~10個位作ります。個人的にはシンプルなデザインが好きですね。」
バッグを作っている職人は高齢化していて、後継者がいないことを危惧している勝田様ですが、元気なうちはずっと仕事を続けたいとおっしゃっています。


プライベートでは、ご夫婦で毎月のように温泉にお出かけになるそうで、2月は長野県の上山田温泉、3月は稲取温泉、4月は富山県の大牧温泉、6月に長野県の王ヶ頭ホテルと既に予定を入れていらっしゃるそうです。
「お酒もタバコもやらないので、これが唯一の楽しみですね。60代半ばくらいまでは、夫婦でよく登山に行きました。八ヶ岳、北岳、穂高、剣岳、槍ヶ岳、雲ノ平等登りました。今は家内が膝をいため、温泉旅行が多いです。」
照れ屋の奥様は写真ではご主人様とご一緒していただけませんでしたが、とても仲のいいご夫婦です。お話ししていても常にご主人様が奥様のことを気遣って話されているのがよくわかりました。取材当日も奥様の手編みベストを着ていらっしゃいましたし、奥様の為に作ったバッグをいくつも見せていただきました。 太陽光発電に関しては、先々電気代が減って売電収入が少しでもあればという気持ちで設置したとのことですが、自給率100%でとてもご満足いただいております。


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